検診で大腸がんをブロック|まさかの事態を切り抜ける術

手術で治療しよう

病棟

胆のうは肝臓の下に位置し、肝臓が作り出した胆汁を一時的に貯蔵しておくポケットのような臓器です。胆汁は消化液の一種で、胆のうは食べ物が体内に運ばれてくると溜めておいた胆汁を分泌します。胆のうがんは胆のう及び胆のう管から発生した悪性腫瘍の事を指します。男性より女性の方が二倍程度罹患率が高く、年代別で見ると六十代に多くみられます。男女共に罹患率そのものは三十年前がピークで、以降は現在まで緩やかな減少傾向が続いています。なお、胆のうの壁から内側に隆起するようにできる胆のうポリープと呼ばれる腫瘍は、良性腫瘍なので基本的に対処する必要はありません。しかし、悪性と良性の判別が難しい為、場合によっては取り除く事もあります。

初期段階の胆のうがんは殆ど無症状で進行します。よって自覚症状での自己判断は不可能と言っていいです。そのまま進行し続けると腹痛や嘔吐、黄疸、体重減少などの症状が出てきます。但し、これらは胆のうがん特有の症状ではないので注意が必要です。治療方法は外科手術、抗がん剤治療、放射線治療などがあります。現状、放射線治療については有効性に懐疑的な見方も多く、抗がん剤治療も効果自体はありますが、治癒にまでは至りません。今のところ外科手術が最も確実かつ有効な手段と見られています。過去に潰瘍性大腸炎やクーロン病を患った人は、胆のうがんを罹患しやすいリスクを抱えています。また肥満や高カロリー食の過剰摂取、野菜や果物の摂取不足もリスク要因となります。