検診で大腸がんをブロック|まさかの事態を切り抜ける術

検診で見つけてもらおう

看護師

十二指腸がんは十二指腸にできる悪性の腫瘍です。十二指腸とは胃と小腸の間にある消化器官の一つで、指十二本分の大きさである事から十二指腸と名づけられました。胃から送られてきた食べ物を更に消化して小腸へ送り届ける働きを担っています。十二指腸がんは消化器官にできるがんの中でも非常に稀な存在で、発症過程についても不明な点が多く、その全体像も研究中であるのが実情のようです。現在、腺腫と呼ばれる良性腫瘍が何らかの理由で悪性化する事が確認されており、これが十二指腸がんを罹患する原因の八割強を占めているとされています。また大腸腺腫症という遺伝性の疾患がある人はポリープができやすい体質な為、十二指腸がんの罹患率を高めるリスクを抱えています。

十二指腸がんに初期症状はなく、自覚症状による早期発見は困難を極めます。がんが進行して十二指腸の機能不全が起こると腹痛や吐き気、貧血、黄疸、体重減少などの症状が出てきます。特に黄疸は特有の症状ですので注意が必要です。十二指腸がんは初期段階で治療できた場合、予後は非常に良好ですが、逆に進行してしまうと五年生存率が極端に低下してしまいます。十二指腸がんのリスクを少しでも減らすには、定期的な検診が重要になってきます。十二指腸がんの治療方法は手術による該当部位の切除が原則です。初期段階で発見できた場合は内視鏡手術を選択するケースもあります。ある程度まで進行していた場合は、十二指腸だけではなく、周辺のリンパ節や胃の切除も行います。